1954-03-25 第19回国会 参議院 通商産業委員会 第23号
これをもう少し申上げますと、実はこの価格は一定の河岸渡しの値段でございまして、実は工場その他が使います場合には艀賃とか、或いは工場に持つて参ります運搬諸費用をトン当り三百円乃至三百五十円は考えなければならんだろうと考えます。
これをもう少し申上げますと、実はこの価格は一定の河岸渡しの値段でございまして、実は工場その他が使います場合には艀賃とか、或いは工場に持つて参ります運搬諸費用をトン当り三百円乃至三百五十円は考えなければならんだろうと考えます。
主として艀賃かと思いますけれども下つているのでございます。それからなお当時は全部一本の、割にラフな契約になつておりましたのです。
そのほか保險料が五円、揚地の荷揚賃が四百七十八円二十銭、これの内訳は、船内が九十七円六十銭、艀賃が百十一円、沿岸荷役料、いわゆる揚賃が百二十四円六十銭、それに貯炭場料が十円、なおこれを貨車に積み込みますから、貨車積込賃が百三十五円、それに市場に参りました以後の川崎から葛生着までの貨車運賃が二百七十円、それに欠斥を約三パーセント見込みまして、これが約三十六円六十七銭、それにいわゆる市場で普通計算しますところの
○説明員(岩岡明藏君) 詳しい資料を持つて参りませんでしたけれども、これは海運局の厚生課と連絡を取りまして、殆ど地域によつていろいろ序列が違いますので、各荷役員につきまして、そこで大体想像される費用の中間的なものを採つたものでございまして、結局港湾荷役賃、船内荷役賃、艀賃、そういうふうなものが入つておるわけでございます。
そこで海上の輸送は、陸上と比較いたしまして、すでに田中さん御承知のように、港湾の荷役作業、艀賃などのチヤージがかかつてまいりますので、これをもし同率にいたしますならば、貨物の海上轉移はできませんで、逆に海上から陸上へ貨物が轉移してまいることに相なりますので、それを考慮いたしまして、汽船運賃は、陸上鉄道の三倍半に対しまして、三倍に決定いたしました次第でございます。